2025年度 医師の負担の軽減及び処遇改善計画
2025年度 医師の負担軽減計画
項目 | 現状 | 問題点 | 取組事項 | 計画 | 進捗状況 | 5月21日 |
勤務計画上、連続当直を行わない勤務体制の実施 | 現状、非常勤医師の協力により常勤医師の日当直回数は概ね月3~4回程度となっている。事前に作成したシフトに沿って連続当直は行われず、滞りなく遂行中。 | 勤務計画作成、運用について、特に現状において問題点はありません。 | 医師個別の予定情報を事前収集、休日取得希望、学会出席予定を含めた、個別医師希望をより反映できる環境整備。勤務医師増員や個別休暇の確実消化を実現しつつ、日常業務が遂行できる事が前提で、個々の医師が抱えている環境を検証。、 | 前年度までは翌月分の日当直予定表作成、調整を行ってきましたが、今期、同時に翌々月予定表(2ヶ月毎)を作成、調整し個別医師への周知徹底と運用満足度についての聞き取り、面談の実施。 | 達成済 (継続) | 継続 |
予定手術前日の当直や夜勤に対する配慮 | 当院においては長時間労働是正対象となる医師は居ない為、労働時間短縮を講ずるなどの問題は発生しておりません。 | 常勤医師の高齢化に対する配慮。夜勤業務の見直し、働き方に配慮しつつ予定手術前日の当直回避や夜勤、祝日日勤回数の均一、適正化を実施する。 | 当直医師メンバーの見直しを行いつつ、既存常勤医師の負担軽減に取り組む。非常勤医師の勤務継続、当直の増設依頼、固定化。 非常勤医師の招聘により金曜、土曜の外来患者枠対応。他の勤務医師の外来業務の分散、適正化を計画している。 | 当直業務を免除、祝日日勤業務については継続。業務の削減分については既存医師の業務負担増に繋がらないように外部当直可能医師の増員、調整によって実施。 医師の有給休暇取得配慮(年5日以上)徹底。 大学派遣、(大分大学医学部消化器外科・小児外科、整形外科、形成外科、内分泌代謝内科膠原病、麻酔科)との良好な連携強化。 福岡大学病院との連携、関係作り継続に注力。 紹介会社、縁者を介した次世代医師確保計画策定。 | 達成済 (継続) | 継続 |
入院時の説明 | 医師資格がなくてもできる出来る業務が多い | 外来診療を行いながら、救急対応も行っており、医師への負担が大きい。 | 入院加療の必要性入院時の説明、オリエンテーションを看護師が行っている。 | 入院の説明、検査手順の説明を看護師が行うことで他の処置、救急対応に時間をかけられるようになる | 達成済 (継続) | 継続 |
検査手順の説明の実施 | 検査に関しては医師から必要な検査の説明、同意を得てからは検査までの流れ、同意書の処理を看護師が行っている。 | 達成済 (継続) | 継続 | |||
初診時の予診の実施 | 待ち時間の増加。 | 医事課職員が用紙を患者へ配布し、看護師、医師事務作業補助者が行う。 | 事前に情報を得ることで負担軽減につながっている。現状維持する。 | 達成済 (継続) | 継続 | |
服薬指導 | 医師資格がなくてもできる出来る業務が多い。 | 入院時持参薬の鑑別や服薬状況の調査を実施し、持参薬報告書を発行、診療支援を行っている。 服薬指導並びに副作用の確認等を行い患者の安全性向上及び診療支援を行っている。 | 現状の計画実施状況について適宜検討を行い、必要に応じて改善を図る。 服薬指導等を通じて把握した患者の内服薬情報を医師と共有する体制を強化する。 | 達成済 (継続) | 継続 |